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実務的でスゴクわかりやすいQGISの入門テキスト

QGISは無料で使えるため、とりあえずGISに興味があっても触ったことのない人に気兼ねなく薦められる反面、商用ベースのソフトではないため、詳細な解説書などが発売されていません。

そこで、”とりあえずダウンロードしてみたけど使い方が分からない”という方に、北海道大学 橋本氏のホームページにて公開されている「GISを用いた津波ハザードマップ作成マニュアル」というPDFファイルをご紹介します。

ちょくちょく内容が改訂されており、現時点の最新版1.8にも対応しています。

内容は、基盤地図情報のダウンロードおよびshapeファイルへの変換方法、数値標高モデルのラスタ化、各データの重ね合わせ、色分けなど、GISのイロハが手取り足取り記載されていますので、マニュアル代わりに使えると思います。

ぜひ、ご一読ください。

 

QGIS1.01にアップデートしてみました

前の記事の時はバージョン0.7くらいでしたので、QGIS1.01にアップデートしてみました。 

【QGISのインストール手順】

まずは、公式ページにアクセス。
http://www.qgis.org/

サイドメニューからDownload>Softwareと進み、お好みのOSを選ぶ
windowsの場合は http://trac.osgeo.org/osgeo4w/ からダウンロードすることになる。

画面真ん中あたりにある OSGeo4W Installerをクリック。

セットアップ用の小さなファイル(osgeo4w-setup.exe)がダウンロードされるので、それをダブルクリック。

インストールの過程でExpress InstallとAdvanced Installを選べるが、フォルダなどにこだわりがなければExpress InstallでOK。
今インストールしたいのはQGISだけなので、QGISにチェックを付けて【次へ】をクリックするとダウンロードが開始されます。

QGIS以外にも、必要に応じて以下のようなソフトをインストールすることが出来ます。

  • MapServer:WebマッピングツールやWebGIS等と言われるソフトで、インターネットでデータを公開するのに使う。
  • GDAL:様々なラスタフォーマットのライブラリ
  • Apache:Webサーバー
  • uDig:QGISやArcGISと同様のGISソフト。QGISと違って座標系を自動認識してくれるし、凡例やスケールバーの挿入、属性値による色分けの変更等も簡単です。難しい処理を必要とせず、ただデータを重ねて見る程度であれば、このソフトはオススメかもしれません。ただ、日本語化は殆どされていませんし、使っている人が少なそうなので情報を得るのが難しいかも。
  • OpenEV:GDALを使って、ラスタやベクタを表示できるビューア。データの作成や画像分析も出来るみたい。インターフェイスが今風ではない。

インストールが終わると、スタートメニューにOSGeo4Wフォルダが追加されていますので、そこからQGISを起動できます。
uDig等をインストールされた方は、スタートメニューからOSGeo4W>OSGeo4W>OSGeo4W Shellと進み、コマンドプロンプトが表示されたらudig等と入力すると起動します。

以下、余談です

フリーのGISソフトQGIS(Quantum GIS)を試してみる

QGISは、シェイプファイルやラスタファイルを扱える、割と扱いやすいオープンソース(フリーソフト)のGIS(地理情報システム)です。

QGISの特徴としては、以下のような事が言えます。
・フリーソフトなので、ライセンスが不要。
・見た目がESRI社のArcGISに似ているので、ArcGISが使える人は直感的に扱いやすい。
・ArcExplorerよりも動作が安定して高速、また編集も可能。
・GRASSというGISの機能の一部をプラグインとして使用することができる。
※GRASSもWindowsにインストールできますが、日本語化されていませんし、QGISの方が見た目が綺麗でとっつき易い。
QGISに慣れてからGRASSを扱うと良いのではないかと思います。

まずは、使えるようにしてみましょう。

1.公式ページにアクセス
http://qgis.org/

2.ダウンロードページを開く
http://download.qgis.org/downloads.rhtml

3.PlatformがWindowsになっているファイルをダウンロード
(Macを使っている方はPlatformにMacを選択する)
http://download.osgeo.org/qgis/win32/QGIS-0.10.0-Setup.exe

4.インストールは、上記ファイルをダブルクリックするだけでOKです。

■扱えるファイルについて

扱えるベクタファイルは、OGRというライブラリによりサポートされており、GIS処理でよく用いられるShapeファイル、Mapinfo Fileなどを扱えます。詳しく知りたい人は以下URLで確認してください。
http://www.gdal.org/ogr/ogr_formats.html

ラスタファイルはGDALというライブラリによりサポートされており、GIS処理でよく用いられる、GeoTIFF、USGS ASCII DEM、ArcSDE Raser、ArcInfo ASCII Gridなどを扱えます。詳しく知りたい人は以下URLで確認してください。
http://www.remotesensing.org/gdal/formats_list.html

■日本語の扱いについて

QGISでは、日本語(マルチバイト文字)を含むファイルについても、普通に扱うことができます。
ファイル名が日本語でも問題ないですし、テーブル名に日本語を使っていても問題ありません。

QGISのメニューやダイアログは一部日本語化されていますが、英語の表示となっている箇所が多数ありますが、難しい英語は少ないので何とかなると思います。

注)執筆時のバージョンは0.7くらいでしたが、ver0.9くらいからほぼ日本語化されました。

■測地系について

ArcGISとは異なり、配置したシェイプファイル等の測地系を自動的に認識してくれません。そのため、配置したオブジェクト同士の位置関係が変なときは、測地系があっているか確認してください。

●GRASS
最新版のGRASS6は以下のページよりダウンロードできます。
http://grass.itc.it/
※windows版があります