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H1N1拡散状況マップ

新型インフルエンザ(H1N1)の拡散状況がWebGIS形式で公開されていましたので、ご紹介します。

Tracking the progress of H1N1 swine flu
http://flutracker.rhizalabs.com/

GoogleMapの上に発生者数のレイヤが重ねられており、拡大していくと感染者が見つかった都市名まで分かりますので、学会等のために海外旅行を計画されている方は参考になるのではないでしょうか。

操作はGoogleマップと同様に拡大・縮小・移動しかないので簡単です。また、日本の大阪や神戸のデータも反映されております。

WebGISでは、溢れんばかりの情報を詰め込みすぎて、目的とする情報がわかりにくくなりがちですが、こういったシンプルで使いやすいインターフェイスだと、迷わずに情報を得ることができて良いですね。

国土変遷アーカイブから航空写真をダウンロード

国土地理院の「国土変遷アーカイブ」というサイトでは、撮影年度にバラツキがあるものの、日本全国をくまなくカバーした航空写真が公開されています。写真は、戦後に米軍が撮影した昭和初期から近年(昭和20年代~平成17年くらい)までに撮影されており、経年変化も分かる貴重な写真データベースです。

しかし、「公開された空中写真デジタル画像は、閲覧以外の目的で使用することはできません。」とホームページに明記されているとおり、画像データの保存はおろか、印刷さえも出来ません。

一方、国土交通省のサイトでは、オルソ化までしてくれた空中写真がダウンロードできたりするのに、版権関係が複雑なんでしょうか。

せめてWindowsの壁紙への設定や印刷など、ちょっとした個人利用くらい許して欲しいよね、ということで試してみたのが以下の方法です。結論から言いますと、Firefox3とAdblock Plusを使うことで、保存が可能になりました。

1.右クリック禁止を解除する。

Firefoxのツールバーより、ツール>オプション>コンテンツとすすみ、「JavaScriptを有効にする」の詳細設定ボタンをクリック。次に、以下のチェックを外す「コンテキストメニューを無効化または変更する」。

2.余計な画像を消す

上記1で右クリックで使えるようになりましたが、このままでは航空写真の上に「film.gif」というダミーの真っ白なファイルが被さっており、保存しても壁紙に設定しても、真っ白になってしまいます。

film.gifというファイルが邪魔なので、Adblock Plusに下記のファイルを追加します。
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/images/film.gif

これで、film.gifという余計なオーバーレイを消すことが出来ました。

あとは目的に応じて、航空写真上で右クリックして、「名前を付けて画像を保存」や「デスクトップの背景に設定」などを実行してください。

 

以上のような小細工をするとダウンロードは可能になりますが、「空中写真を複製して提供したり、営利に利用したりする場合には、刊行されているものを入手し、 測量法に基づく承認の手続きが必要になります。」と記載されています。

配布したり、仕事で使ったりする人は、正規の手続きをとりましょう。

Google Map ストリートビュー

GoogleMapにストリートビュー機能が追加されました。
http://www.google.co.jp/help/maps/streetview

地図の右上にストリートビューボタンがあるので、クリックしてみましょう。360度パノラマ的画像で現地の様子を見ることが出来ます。

写真はマウス操作で動かすことができ、建物を見上げる形での表示や拡大表示も可能。写真はグーグルが実際に道路を車で走行して撮影したもので、現時点では、札幌、小樽、函館、仙台、東京、埼玉、千葉、横浜、鎌倉、京都、大阪、神戸の12都市に対応しています。

無防備な歩行者や住宅等が多数撮影されているため、プライバシー面でどうかと思いますが、技術的には凄いですね。サーバーはどうなっているんだろう。世にあるGISサーバーの通信の遅さを考えれば、異常な量のデータを超高速に捌いてますよね。

また、いつから追加されていたのか分かりませんが、「地形」機能も追加されてました。地味な機能なので世間では騒がれていないようですが、彩段図が凄く見やすくて綺麗です。個人的には、この機能追加の方が実用的で嬉しかったりします。

ストリートビューは面白い試みではあるのですが、幹線道路や観光道路はともかく一般の生活道路まで激写されたのでは、おちおちパジャマで外出さえもしづらくなるので、個人的には簡便してくれという気になります。

Google Earthで『地球が見える』

『地球が見える』とは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)で観測・解析処理した画像を紹介しているサイトで、週1本ペースで情報が増えています。対象とする範囲は地球全体で、内容的には海洋、大気、台風、北極/南極、陸地/地形、火災/砂塵といった幅広いジャンルが網羅されています。

ホームページには、解析結果について写真と文章が記載されていますが、新たに、本文中の画像のタイトルにあるKMZファイルへのリンクをクリックすることにより、Google Earth上で該当する画像を表示できるようにいたしました。

Google Earthを使用することで、解説している地域の周辺情報も得ることが出来るようになり、より現地の状況を想像しやすくなりました。

地球が見える
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/index.html

紹介記事
http://www.eorc.jaxa.jp/event/2007/ge/ev070628.html

地理と個人情報の結びつけ

みんくれ みんなで作るクレーマー情報サイト(閉鎖中?)
http://www.mincre.com/

住所を入力すると、周辺地図と50m以内にクレーマーがいるのかを表示するサイト。

個人名が出ていないので法律的に問題ないのでしょうけど、過疎地であれば一発で「○○さんの事だ!」と分かりそう。

開発元によると、企業や個人に過剰に金銭を要求したり、精神的に追い詰めたりする理不尽なクレームをつけるクレーマーの地域情報を共有することで、仲間がいることを知り、精神的ストレスを少しでも減らせるよう、同サービスを開始したとしているが、地理と個人情報が結びついたものを手軽に公開されている状態って、なんとなく怖いですね。