ArcGISやAutoCADの使い方

ArcGISというGISソフトウェア(ESRI社製)の初心者向け解説サイトです。なるべく専門用語を使わずに、単純明快な操作方法の説明を心がけています。ArcMap(ArcView)の使い方に関連して各種データの入手や加工方法、AutoCAD,Excel,illustrator,GPS,GoogleEarthなどの話題もチラホラあります。

頻繁に使用する座標系を指定しやすくする

シェイプファイルやラスタなどに投影座標系が指定されていない場合、正しい位置に配置するには、それと思われる座標系を指定するのですが、扱える座標系がなまじ多いため、階層が深く探しにくいです。

じつは、ArcCatalogでは、測地系をコピーしたり削除したりできますので、よく使う座標系は、すぐに選択できるように複製しておくと作業効率を上げることができます。

続きを読む>>

タグ: ,
Posted in ArcGIS

地形、地質、土壌などのシェイプファイルを入手する

国土交通省土地・水資源局国土調査課より、以下のデータが公表されていました。たしか、数ヶ月前に見たときには、50万分の1土地分類基本調査しかGISデータ(シェイプファイル)が公表されていなかったのですが。

●20万分の1土地分類調査
「地形分類図、表層地質図、土壌図」のshpファイルを入手できます。

●20万分の1土地保全調査
「地形分類図、起伏量・谷密度図、表層地質図(平面的分類図)、傾斜区分図、土壌図、表層地質図(垂直的分類図)、土地利用現況図、土壌生産力可能性等級区分図、土地利用可能性分級図」のshpファイルを入手できます。

ArcGISでレイヤを重ね合わせて、調査対象地点の概況を把握することがより簡単になりました。

ラスタは以前から公開されていましたが、やはりポリゴンなりポリラインなりになっていると使いやすいです。地質なんか関係ないと思われている方も、色々な情報を重ねてみると意外な発見があるかもしれませんよ。

タグ: , ,
Posted in ArcGIS

ジオメトリ変換ツールがバージョン2になりました

ESRI社で作っているArcGISの外部ツール、ジオメトリ変換ツールがバージョン2.0になっていました。

新しい機能が複数追加され、今まで『ET Geo Wizards』などを使わなければ出来なかった処理が、一部でも純正ツールで出来るようになったのは良いですね。
ただ、例えばポイントを包含するポリゴンを作成できるようになったのは良いのですが、原バージョンではその精度(折れ点の数や距離)を指定できなかったり、もう少し内容を詰める箇所はあると思いますが。

●ポリゴンから変換する機能
ポリゴンの頂点からポイントを発生
ポリゴンの重心点からポイントを発生
ポリゴンのラベルポイントからポイントを発生
ポリゴンの枠線からポリラインを発生
ポリゴンをラインで切断
ポリゴンを穴埋め
ポリゴン同士の重なる領域を除去
ポリゴンから面積按分(ポリゴンの属性値を面積比率を使って按分計算)
内向きバッファを発生

●ポリラインから変換する機能
ポリラインの頂点からポイントを発生
ポリラインの中間点からポイントを発生
ポリラインの端点からポイントを発生
ポリラインの接点(交点・接合点)からポイントを発生
ポリライン上の任意の間隔でポイントを発生
ポリラインを重なっているポイントを基に分断
ポリラインで閉じた領域をポリゴンへ変換
ポリラインをスムージング
ポリラインの頂点を間引く

●ポイントから変換する機能
ポイントをポリゴンに変換
ポイントをポリラインに変換
ポイントを包含する凸包を作成
ポイントからスパイダーグラフを作成(最寄りのポイントまでのポリラインを発生)

●その他機能
ポイントを新規作成
ポリラインを新規作成
ポリゴンを新規作成
空間情報をコピー
フィールド定義を変更(ついにフィールド名を変えられるようになりました)

タグ: , ,
Posted in ArcGIS

表示範囲内のデータに関する凡例のみを表示する

例えば東京都全域の植生図データを基に渋谷区分のデータを出力するなど、ArcGISで元データよりも狭く限定された範囲のみを印刷する場合、画面には表示されていないが元データに含まれる項目も凡例に表示されてしまい、とても邪魔に感じることがあります。

その場合、下記のプログラムをインストールしましょう。

Legend Limiter 3 for ArcGIS v9.2+
http://arcscripts.esri.com/details.asp?dbid=15154

*インストール方法

  1. 上記ページから圧縮ファイルをダウンロードします。
  2. 適切なフォルダに解凍します。
  3. 解凍したフォルダ内にある_INSTALL.bat を実行
  4. ArcGISを起動すると、Legend Limiterツールバーが表示されます。

*使い方
□Legend Limiter OFF にチェックを付ければ、画面に表示されている範囲のみ凡例が表示されます。

近々発売されるArcGIS9.3では、こういう細かい機能も改善されているといいですね。

タグ: , , ,
Posted in ArcGIS

凡例が横長になりすぎるため、項目名を改行させたい

ArcGISは、CADやイラストレーターなどと違って、配置したオブジェクトの凡例を自動で作成してくれるため、人に見せる資料を作成するときに、大変便利です。

しかし、凡例に表示したい文字列が長すぎると、凡例が横長になり格好悪くなります。困ったことに、ArcGISには凡例の文字列を折り返して表示する、という機能が付いていないため、カスタマイズしていないArcGISでは、我慢して小さい文字に縮小する、我慢して横長のまま我慢する、という困った2択しかありません。下記のスクリプトを使うと、凡例の文字列を適切な長さで改行することができるようになりますので、試してみましょう。

MultilineLegendText
http://www.steepearthgis.com/scripts.shtml

*インストール方法

  1. 上記ページから圧縮ファイルをダウンロードします。
  2. 適切なフォルダに解凍します。
  3. multilinelegend_install.bat を実行
  4. ArcGISを起動し、ツール>カスタマイズとすすみ、ダイアログの下側にある『ファイルから追加』を選んで、MultilineLegendText.dll を読み込み
  5. ボタンを追加できるようになったので、
    ツール>カスタマイズ>コマンド>カテゴリとすすみ、
    MultilineLegendのボタンを適当なところに配置

*使い方

  1. 長すぎて困るレイヤを選択して、先ほど追加したMultilineLegendボタンを押す。
  2. 改行したいラベルを選択して、Changeボタンを押し、適当なところで改行させる。
    残念ながら、凡例の幅に応じて自動的に改行位置をずらしてくれる、といった機能はありません。

 
注意1 レイヤではなくシンボルを選択した状態でMultilineLegendボタンを押すと、『Must have a single layer selected in the TOC.』というエラーが表示されたます。

注意2 ダイアログに表示される日本語は文字化けしていますが、凡例にはキチンと反映されます。

タグ: , ,
Posted in ArcGIS