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なぜかコピー貼り付けが使えなくなった場合の対策法

バージョンの異なるAutoCADで、データの受け渡しを行っていると、なぜかAutoCAD内でコピー貼り付けが出来なくなる事があります。

そのようなときは、おまじないとして以下のコマンドを数回打ち込むとコピペが出来るようになります。

-purge
a
*
n

コマンドの実行結果が、以下のようになったら、図面を保存してやめる。
何かを削除しているようなメッセージが出ている間は、何度でも上記コマンドをくりかえしてください。
面倒であれば、ボタンに登録すると良いと思います。

名前削除する ブロック はありません.
名前削除する 画層 はありません.
名前削除する 線種 はありません.
名前削除する 文字スタイル はありません.
名前削除する シェイプ ファイル はありません.
名前削除する 寸法スタイル はありません.
名前削除する マルチライン スタイル はありません.
名前削除する 印刷スタイル はありません.

要するに、古いバージョンで判読できないブロックがあるのが原因のようですので、上記手順を経て図面を開き直すと、いつも通りコピー貼り付けの出来る環境になっているはずです。

AutoCADで作った横断図等の座標一覧表をつくる

AutoCADの持っているカスタマイズ機能を駆使して、LISPやVBAなどによるマクロを作ってもよいのですが、AutoCADのLT版でできる、手軽で手っ取り早い方法を紹介します。 
手順を書くと長いですが、操作自体はクリックしまくるだけなので簡単です。

■AutoCADでの操作

1.各断面をポリラインにして、繋げる

2.要に応じて、DLを分かりやすい高さに移動させる
  (やらなくても可。やった方がデータを見やすくなる)

3.河道の中心線に目安となるxlineを引く
  (やらなくても可。やった方がデータを見やすくなる)

4.logfilemodeを1にする
  (LOGFILEPATHに、全ての操作を記録したファイルが作成されます)

5.●SPほにゃららと打ち込む
  (ログファイルを見やすくするため)

6.UCS原点をDLとxlineが交差する点にセットする
  (UCSツールバーを表示させて、原点ボタンをクリックするだけ)

7.横断線を選んでlistを表示

8.(5~7)を断面の数だけ繰り返す
  その際、毎度毎度●SPほにゃららを打ち込むのは面倒なので、
   十時キーの上を2回押す>BSキーを押す>新しい数字を入力
  とすると、楽です。

9.全ての断面のlist取得が終わったら、logfilemodeを0に戻す

■出来上がったテキストファイルの操作

1.秀丸などの「正規表現」が使えるソフトでlogファイルを開く

2.置換で、以下の文字列を消す
  (^\n|^(?!コマンド: ●.*)(?!.*点の位置.*).*$)

3.置換で、以下の文字列を消す
  (コマンド: |X=|Y=|  Z=.*|          点の位置  |^ *|)

4.置換で、以下の文字列を,に置換する
  ( +)

印刷時の発色が強すぎるので透過っぽくする

AutoCADは、イラストレーター等とは異なり色の自由度が低いため、Solidハッチングで着色していくと、どうしてもメリハリの利きすぎた図面になってしまいます。

そこで、下記手順で、無理やり見た目を透過した半透明っぽい色にしてみます。

1.線やモノクロラスタの背後に着色したい場合は、solidでハッチングして、最背面に移動(draworder)する。 

2.AutoCAD LT で透過色にする設定はありませんので、ペン設定の画面で濃淡度を50%とか20%とかにする。

最も簡単な方法としては、ハッチングの種類をdotとかにすると、それだけで半透明っぽく見えます。
ただし、ハッチングにdotとかを使うと、印刷時にエラーが出やすくなる&PDFにするとファイルが巨大になる等のため、あまりオススメしません。

ばらばらのlineを結合したポリラインに変換する

DXF等のデータを入手したときに、線が一本一本バラバラで困る事態が多々あります。

一本一本ポリライン編集で繋げても良いのですが、AutoCADのポリライン編集オプションを上手く使うと劇的に作業時間が短縮されます。

・pe>m>選ぶ>y>j>1とか適当な距離

この際、結構離れている線をくっつける場合は、結合タイプをAにする。

AutoCADで作成した図面を画像に変換する

AutoCADには、図面をラスタとして保存する機能があるのですが、オプションが不十分なため、満足できるようなjpeg等の画像を作成できません。

そこで作図した図面(ベクター)を綺麗な画像に変換するには、以下の方法があります。

  1. Postscript対応プリンタのドライバで普通に印刷
    (そのようなプリンタが無い場合は、適当なメーカーからドライバだけをダウンロードして、プリンタをインストールすればよいです)
  2. 出来たファイルの拡張子をepsにする
  3. Photoshop等でそのファイルを開いて、tiffとして保存

上記のようにすれば、ペン設定が反映された見やすいtiff画像が出来ます。

図面の縦横比を変更する

AutoCADでは、普通に書いた線や面の縦横比を後から変更する機能がありませんが、ブロックに変換すればプロパティボックスからXY方向の縮尺を変更できるため、自由に縦横比を設定できます。

縦横比が異なる図面でも補正計算すれば距離や面積を測れますが、まともな縦横比に修正してから計測した方が、人為的ミスを防止できるのでオススメです。