CrystalDiskInfoでハードディスクの破損に備える
最近、Seagate製のハードディスクに致命的に欠陥が見つかっているそうです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/19/news109.html
そこで、良い機会ですのでSeagate社製以外のハードディスクを使っている方も、フリーソフトを使って、ハードディスクの状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
【CrystalDiskInfo】
http://crystaldew.info/category/software/crystaldiskinfo/
【使い方】
- ダウンロードした圧縮ファイルを適当なフォルダに解凍する。
- フォルダ内にある DiskInfo.exe を実行する。
- 色々な情報を確認することができますが、とりあえず温度と健康状態を見る
温度が50度を超えていたり、健康状態が注意となっている場合は、何らかの対処(パソコン内を掃除する・買い換える等)を行った方が良いでしょう。
【健康状態とは?】
このソフトでは、ハードディスクの健康状態を下記のランクで表示してくれます。
正常>問題なし
注意>故障確率が高まっている状態
不明 健康状態を判定するための状態を取得できない状態
ヘルプを見ると、S.M.A.R.T(≒ハードディスク内に蓄積されている使用時間・エラー情報など) と故障の相関について述べられた論文に基づいて、ランクわけをしているようです。
Scan Error を初めて記録してから 60 日以内の故障率は 39 倍高くなる
Reallocation Count を初めて記録してから 60 日以内の故障率は 14 倍高くなる
Offline Reallocation を初めて記録してから 60 日以内の故障率は 21 倍高くなる
Probational Count を初めて記録してから 60 日以内の故障率は 16 倍高くなる
Googleの事例によるとS.M.A.R.Tを過信できないようですが、定期的にバックアップを取っていない方は、自分のハードディスクの状態を確認してみてはいかがでしょうか?