フリーのFortranコンパイラ

    手元にあるFortranコンパイラが新しいCPUに対応していなかったため、無料のFortranコンパイラ(フォートランという言語で書かれたプログラムを実行させるためのソフト)であるgFortran(gcc)を試してみました。

    http://gcc.gnu.org/wiki/GFortranBinaries

    フリーソフトなのですが、一昔前のコンパイラを使うよりも良いパフォーマンスを得ることが出来ました(最新版のIntelのコンパイラを買った方が高速化できるのでしょうが)。

    【gFortranの使い方】

    まず、上記ページからファイルをダウンロードし、インストールしてください。

    対象とするプログラムソースを保存しているフォルダで、DOSプロンプトを開き、
    gfortran -プログラムソース.f -O3 -march=core2
    などと入力するとコンパイルでき、同じフォルダに実行ファイル(exeファイル)が作成されます。

    以下のような、右クリックからコマンドプロンプトを簡単に表示できるソフトを併用すると作業が楽になります。
    http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/02/13/okiniiri.html

    -march=~などのパラメータは、自分の環境にあったものを使用してください。
    たとえばシミュレーションを行うパソコンが新しめのCPUを積載している場合、以下のようなオプションを指定できます。
    Core2  → =core2
    Phenom → =amdfam10
    Athron → =athlon

    その他のCPUを使っている方は、以下のページが参考になります。
    http://gentoo-wiki.com/Safe_Cflags

    コメントを残す

    CAPTCHA