ジオメトリ変換ツールがバージョン2になりました
ESRI社で作っているArcGISの外部ツール、ジオメトリ変換ツールがバージョン2.0になっていました。
新しい機能が複数追加され、今まで『ET Geo Wizards』などを使わなければ出来なかった処理が、一部でも純正ツールで出来るようになったのは良いですね。
ただ、例えばポイントを包含するポリゴンを作成できるようになったのは良いのですが、原バージョンではその精度(折れ点の数や距離)を指定できなかったり、もう少し内容を詰める箇所はあると思いますが。
●ポリゴンから変換する機能
ポリゴンの頂点からポイントを発生
ポリゴンの重心点からポイントを発生
ポリゴンのラベルポイントからポイントを発生
ポリゴンの枠線からポリラインを発生
ポリゴンをラインで切断
ポリゴンを穴埋め
ポリゴン同士の重なる領域を除去
ポリゴンから面積按分(ポリゴンの属性値を面積比率を使って按分計算)
内向きバッファを発生
●ポリラインから変換する機能
ポリラインの頂点からポイントを発生
ポリラインの中間点からポイントを発生
ポリラインの端点からポイントを発生
ポリラインの接点(交点・接合点)からポイントを発生
ポリライン上の任意の間隔でポイントを発生
ポリラインを重なっているポイントを基に分断
ポリラインで閉じた領域をポリゴンへ変換
ポリラインをスムージング
ポリラインの頂点を間引く
●ポイントから変換する機能
ポイントをポリゴンに変換
ポイントをポリラインに変換
ポイントを包含する凸包を作成
ポイントからスパイダーグラフを作成(最寄りのポイントまでのポリラインを発生)
●その他機能
ポイントを新規作成
ポリラインを新規作成
ポリゴンを新規作成
空間情報をコピー
フィールド定義を変更(ついにフィールド名を変えられるようになりました)