頻繁に使用する座標系を指定しやすくする

    シェイプファイルやラスタなどに投影座標系が指定されていない場合、正しい位置に配置するには、それと思われる座標系を指定するのですが、扱える座標系がなまじ多いため、階層が深く探しにくいです。

    じつは、ArcCatalogでは、測地系をコピーしたり削除したりできますので、よく使う座標系は、すぐに選択できるように複製しておくと作業効率を上げることができます。

    たとえば、

    日本周辺座標系>地理座標系(緯経度)>JGD2000.prj
    日本周辺座標系>投影座標系>UTM座標系>JGD2000>JGD2000UTM第54帯N.prj
    日本周辺座標系>平面直角座標系(19系)>JGD2000>JGD2000第8系.prj

    など、ある程度決まった座標系しか使わないのに、ずーっと階層を追っていくのは面倒ですよね。

    ArcCatalogの画面左側に「座標系」というフォルダがありますので、目的とする測地系ファイルを右クリックして「コピー」し、座標系フォルダの直下にでも貼りつけておくと良いでしょう。

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