数値分類で最大サンプル数エラーがでる
ArcGISでよく使う機能に、『数値分類』という色分け機能があります。
これは、適当なデータのフィールドを元に、設定したランク区分ごとに着色を変えてくれるもので、調査結果の解析等には必要不可欠な機能です。
ただし、データのレコードが100万件を越えるような巨大なデータベースを分類しようとした場合に、「最大サンプル数になりました。全てのレコードを使用していません。このサンプルを使用するか最大サンプル数を変更してください」というエラーメッセージがでて、明らかにあるはずの値が分類に反映されていない場合があります。
そのような場合は、普通通り数値分類のダイアログを表示し、
・レイヤ プロパティ>シンボル>数値分類
最大サンプル数を増やします。
・分類欄の分類ボタンをクリック
・データの除外欄のサンプリングをクリック
・最大サンプル数の初期値が10000になっているため、適当な値に増やす。
サンプル数を増やすと処理時間が増えますので、自分の目的及び環境にあった値を採用すれば良いかと思います。