数値地図画像をモノクロにする
配置したデータを際立たせるために、背景となる画像をモノクロ化したい場合があると思います。
オルソフォトなどの写真データであれば、着色をグレーの不連続カラーに変換すれば良いだけです。
数値地図の場合には、同じように不連続カラーに変えてしまうと、文字が塗りつぶされて読めなかったりしますので、以下のような方法で白黒化するといいと思います。
- レイヤプロパティを開き、シンボルタブから分類を選択
- 分類をクリック
データの除外に0を記入(地図の白地の部分なので着色する必要がない)
閾値を4,63,127,255とする。 - レイヤプロパティに戻り、以下のように着色する
1から4 → 薄いグレー(河川や道路などの塗りつぶし)
4から63 → 濃いグレー(河川や道路の境界線や家屋塗りつぶし)
63から127 → 色なし(文字のふちどり)
127から255 → 黒色(文字)
ここで、陰影起伏効果を使用にチェックをつけると、建築物の塗りつぶしを立体的に見せることができますので、こだわりのある方はお試しください。
*標高と関連付けているわけではないので、あくまで立体っぽく見えるだけです。
上記着色区分は、数値地図25000(地図画像)・数値地図50000(地図画像)のどちらでも使えます。