ArcGISやAutoCADの使い方

ArcGISというGISソフトウェア(ESRI社製)の初心者向け解説サイトです。なるべく専門用語を使わずに、単純明快な操作方法の説明を心がけています。ArcMap(ArcView)の使い方に関連して各種データの入手や加工方法、AutoCAD,Excel,illustrator,GPS,GoogleEarthなどの話題もチラホラあります。
ArcGISやAutoCADの使い方 » Archive of '7月, 2008'

超高速3次元データビューアー

航空レーザー測量により取得したデータは、広範囲の標高をある程度正確に取得できて大変有用なのですが、ノーマルのArcGISでは描画が遅くイライラします。

そこで、3次元の点の集まりであるレーザープロファイラデータの処理に特化したフリーソフトの紹介です。また、同サイトでは、xyz座標が記載されたcsvテキストファイルをASCII Gridに変換するフリーソフトも公開されています。ArcGISのプラグインではなく、単体で動くソフトです。

このソフトが無料とは信じられません。これはすごいです。

以下に紹介するどちらのソフトも、日本語化されていませんが、ごくごく簡単な英語なので、誰でも使えます。また、ライセンス取得等も必要がないので、ソフトをダウンロードしたらすぐに使えます。インストール自体は、特にオプションはないので迷わず行えます。

■超高速3次元ポイントビューアー
LViz – LiDAR / ALSM 3D Visualization tool
http://lidar.asu.edu/LViz.html (LViz-1.4.1.1.exe)

●LVizの使い方

  1. x,y,z座標が記載されたテキストを用意します。
  2. LVizを起動します。
  3. メニューの『Import』から、『Import Multi-Column Point Cloud File』を選択
    Filename > 座標を記載したファイルを指定
    File Delimeter > csvファイルの区切りを指定
    Get Headersをクリック
    X,Y,Z > 表示したい列を選択する。csvファイルにidとかが記載されている場合は、適宜指定する。
  4. Importが終わると、ArcGISやAutoCADでは考えられないような描画スピードで、膨大なポイントデータを表示してくれます。

■テキストからラスタ(ASCII Grid)に高速変換するソフト
GEON Points2Grid Utility
http://lidar.asu.edu/points2grid.html (GEON-points2grid-Utility-Setup-v1_3.exe)

●GEON Points2Gridの使い方

  1. x,y,z座標が記載されたテキストを用意します。
  2. GEON points2Gridを起動します。
  3. いきなり入力ダイアログが表示されるので、適宜入力する。
    Input File > 上記テキストを指定
    Grid Type > Min,Max,Mean,IDW,Point Countのうち好きなのを選択
    Algorithm Parameters > Grid Resolution 例えば10mメッシュが欲しければ10と入力
    Search Radius Value 特に変更不要
    Output Directory > 出力先フォルダを指定
    Output File > ファイル名を指定
  4. あとは、OKボタンを押すだけで、あっという間にラスタ変換が終わります。

これでフィルタリング処理もできれば最高ですが、フリーソフトでここまで出来れば文句ありませんね。

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AutoCADで言うところのオフセットをしたい

ArcGISにはオフセットというコマンドがありません。
ただし、機能が無いかというと、コマンド名が違うだけです。

ArcGISのツールバーより、

  1. エディタ>編集の開始
  2. オフセットしたい線を選択
  3. 『平行コピー』を選択
  4. 距離(長さ)やサイド(オフセットする方向)を指定すれば、OKです。

『平行コピー』という名称からは、オブジェクトを平行にコピーするだけの機能と受け取ってしまいますが違います。
AutoCADのオフセットコマンドのように、指定したポリラインから一定の距離を保ちつつ、元のポリライン形状と同じようなポリラインを作図してくれます。

平行コピー機能に気づかないと、ポリラインをバッファ処理して、ジオメトリ変換ツールでポリラインに直して、余計なところを削除、、、とかやってしまいそうですね。

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