QGIS1.01にアップデートしてみました
前の記事の時はバージョン0.7くらいでしたので、QGIS1.01にアップデートしてみました。
【QGISのインストール手順】
まずは、公式ページにアクセス。
http://www.qgis.org/
サイドメニューからDownload>Softwareと進み、お好みのOSを選ぶ
windowsの場合は http://trac.osgeo.org/osgeo4w/ からダウンロードすることになる。
画面真ん中あたりにある OSGeo4W Installerをクリック。
セットアップ用の小さなファイル(osgeo4w-setup.exe)がダウンロードされるので、それをダブルクリック。
インストールの過程でExpress InstallとAdvanced Installを選べるが、フォルダなどにこだわりがなければExpress InstallでOK。
今インストールしたいのはQGISだけなので、QGISにチェックを付けて【次へ】をクリックするとダウンロードが開始されます。
QGIS以外にも、必要に応じて以下のようなソフトをインストールすることが出来ます。
- MapServer:WebマッピングツールやWebGIS等と言われるソフトで、インターネットでデータを公開するのに使う。
- GDAL:様々なラスタフォーマットのライブラリ
- Apache:Webサーバー
- uDig:QGISやArcGISと同様のGISソフト。QGISと違って座標系を自動認識してくれるし、凡例やスケールバーの挿入、属性値による色分けの変更等も簡単です。難しい処理を必要とせず、ただデータを重ねて見る程度であれば、このソフトはオススメかもしれません。ただ、日本語化は殆どされていませんし、使っている人が少なそうなので情報を得るのが難しいかも。
- OpenEV:GDALを使って、ラスタやベクタを表示できるビューア。データの作成や画像分析も出来るみたい。インターフェイスが今風ではない。
インストールが終わると、スタートメニューにOSGeo4Wフォルダが追加されていますので、そこからQGISを起動できます。
uDig等をインストールされた方は、スタートメニューからOSGeo4W>OSGeo4W>OSGeo4W Shellと進み、コマンドプロンプトが表示されたらudig等と入力すると起動します。
ArcGISは本体40万円、SpatialAnalystも付ければ100万円に達する高価なソフトですが、QGISはオープンソースで無料です。
※アメリカで買えば本体1500ドル+SpatialAnalyst2500ドル≒40万円なんですが…。
無料ソフトなんて使えるか!とか高いソフトなのにサポートが全然なってない!とか、色々な意見があるかと思うのですが、お金のある研究室や会社ではArcGIS、自宅等ではQGISなど、必要に応じて使い分けが出来ればいいのではないでしょうか。
AutoCAD vs JwCADと同じような関係にあるといえば、分かる人には分かるでしょうかね。