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数値地図画像をモノクロにする

配置したデータを際立たせるために、背景となる画像をモノクロ化したい場合があると思います。

オルソフォトなどの写真データであれば、着色をグレーの不連続カラーに変換すれば良いだけです。

数値地図の場合には、同じように不連続カラーに変えてしまうと、文字が塗りつぶされて読めなかったりしますので、以下のような方法で白黒化するといいと思います。

  1. レイヤプロパティを開き、シンボルタブから分類を選択
  2. 分類をクリック
     データの除外に0を記入(地図の白地の部分なので着色する必要がない)
     閾値を4,63,127,255とする。
  3. レイヤプロパティに戻り、以下のように着色する
     1から4 → 薄いグレー(河川や道路などの塗りつぶし)
     4から63 → 濃いグレー(河川や道路の境界線や家屋塗りつぶし)
     63から127 → 色なし(文字のふちどり)
     127から255 → 黒色(文字)

ここで、陰影起伏効果を使用にチェックをつけると、建築物の塗りつぶしを立体的に見せることができますので、こだわりのある方はお試しください。
*標高と関連付けているわけではないので、あくまで立体っぽく見えるだけです。

上記着色区分は、数値地図25000(地図画像)・数値地図50000(地図画像)のどちらでも使えます。

昔の地形と今の地形を比較する

昔と今で地形がどの程度違うのかを比較する場合、写真と地図のどちらを使っても比較することが出来ますが、写真の場合は位置あわせが面倒なので、私の場合は古地図を使います。

昭和初期の古い地形図は、国土地理院より購入することができます。
国土地理院(旧版地図)
http://www.gsi.go.jp/MAP/HISTORY/5-25/index5-25.html

古い1/25000地形図は、日本測地系で作成されているため、標準地域メッシュ・ポリゴン作成ユーティリティ(http://www.esrij.com/support/arcgis_desktop/downloads/ArcGIS_Standard.html)を使って、日本測地系の2次メッシュを作成し、四隅を合わせます。

そのままだと日本測地系で使いにくいので、ArcToolboxを使って世界測地系に変換しておくとよいでしょう。その際、ラスタ名が日本語だとエラーが出るようです。

データ管理ツール>投影変換と座標変換>ラスタ>ラスタの投影変換

そうして作った古地図と最新の地図を比較すれば、地形がどの程度変化しているのか一目瞭然です。

数値地図を正しい大きさで出力する

【数値地図画像を正確な大きさで出力する】

Photoshop等の画像専用ソフトを使います。ここではPhotoshop5を例に記載しますが、基本はどのソフトを使っても一緒です。

  1. 画像を開く
  2. ツールバーから イメージ>画面解像度と進む
  3. 解像度が254になっているのを確認する(なっていればそれでOK)。
  4. 解像度が72とかになっている場合は、254と入力し、「画像の再サンプル」のチェックを外して、OKボタン。
  5. 普通に印刷。

【数値地図画像を正確な大きさでWordやExcelに貼り付ける】

  1. 先ほどの画面解像度の設定画面で表示される、『幅』と『高さ』の欄の数値をメモしておく。
  2. WordやExcelに画像を配置する。
  3. 画像をダブルクリックして、『サイズ』タブの上の方に『高さ』と『幅』の入力欄があるので、メモしておいた値を入力。

コツとしては、以下の2点があります

  • ページからはみ出すような画像を配置しない(勝手にWordが縮小してしまう場合がある)
  • Wordとかで示される倍率を信用しない(Wordとかには解像度の概念が無いため、適当にサイズを丸められてしまう)

数値地図を読み込んで、簡単につなげる

ArcGISはillustrator等とは違い、対象とするファイルに座標が割り当てられていると、すごく簡単に配置することが可能です。

当然、たくさんの数値地図を繋げる作業もあっさりとできます。

  1. 以下のページから変換ソフトをダウンロードする。
    http://www.esrij.com/support/arcgis_desktop/downloads/DM_Raster.html
  2. 数値地図のCD-ROMをパソコンに入れる。
  3. 『地図画像.mxd』を起動して、旗みたいなアイコンをクリック
  4. 変換プログラムが起動するので、変換する。
  5. 完成

ただし、上記手順で作った地図(ラスタ)は、余白があるため、そのままでは格好わるいです。しかし、ArcGISでは、線の色を変えるのと同様に、ラスタの色を自由に変えることが出来ますので、その機能を使います。

以下のサンプルを参考に色を変えると、余白を消したり、川の色を変えたり、文字を消したり、やりたい放題です。

【 数値地図画像25000で使っている色の構成 】

  • 0 : 余白とか白いところ(不要なのでnullにする)
  • 1 : 道路(国道)
  • 2-3 : 川や湖の水面の色
  • 4-7 : 樹木に囲まれた居住地
  • 8-15 : 等高線
  • 16-31 : 川や田んぼなど
  • 32-63 : 道路や家屋、市街地等の縁取り
  • 64-127 : 文字の周りのふちどり
  • 128-255 : 文字の色

数値地図50mメッシュ標高から、計算用メッシュを作る

  1. まず、数値地図50mメッシュ標高を読み込む。
  2. メッシュ標高が欲しい地点のpointデータをexcelとかで作る。
  3. pointデータを3D Analystをつかって、3Dフィーチャに変換する。
  4. 出来上がった3Dフィーチャのテーブルを開き、新しいフィールドを追加
  5. 高度な計算で、
    dim pGeometry as ipoint
    set pGeometry = [shape]
      —-
    pGeometry.z
    とする。 

良く分かりませんが、pointデータ以外を用いるときは、「ipoint」をそのシェイプファイルの形式に合わせて変えれば良さそう。