昔の地形と今の地形を比較する
昔と今で地形がどの程度違うのかを比較する場合、写真と地図のどちらを使っても比較することが出来ますが、写真の場合は位置あわせが面倒なので、私の場合は古地図を使います。
昭和初期の古い地形図は、国土地理院より購入することができます。
国土地理院(旧版地図)
http://www.gsi.go.jp/MAP/HISTORY/5-25/index5-25.html
古い1/25000地形図は、日本測地系で作成されているため、標準地域メッシュ・ポリゴン作成ユーティリティ(http://www.esrij.com/support/arcgis_desktop/downloads/ArcGIS_Standard.html)を使って、日本測地系の2次メッシュを作成し、四隅を合わせます。
そのままだと日本測地系で使いにくいので、ArcToolboxを使って世界測地系に変換しておくとよいでしょう。その際、ラスタ名が日本語だとエラーが出るようです。
データ管理ツール>投影変換と座標変換>ラスタ>ラスタの投影変換
そうして作った古地図と最新の地図を比較すれば、地形がどの程度変化しているのか一目瞭然です。
数値地図を正しい大きさで出力する
【数値地図画像を正確な大きさで出力する】
Photoshop等の画像専用ソフトを使います。ここではPhotoshop5を例に記載しますが、基本はどのソフトを使っても一緒です。
- 画像を開く
- ツールバーから イメージ>画面解像度と進む
- 解像度が254になっているのを確認する(なっていればそれでOK)。
- 解像度が72とかになっている場合は、254と入力し、「画像の再サンプル」のチェックを外して、OKボタン。
- 普通に印刷。
【数値地図画像を正確な大きさでWordやExcelに貼り付ける】
- 先ほどの画面解像度の設定画面で表示される、『幅』と『高さ』の欄の数値をメモしておく。
- WordやExcelに画像を配置する。
- 画像をダブルクリックして、『サイズ』タブの上の方に『高さ』と『幅』の入力欄があるので、メモしておいた値を入力。
コツとしては、以下の2点があります
- ページからはみ出すような画像を配置しない(勝手にWordが縮小してしまう場合がある)
- Wordとかで示される倍率を信用しない(Wordとかには解像度の概念が無いため、適当にサイズを丸められてしまう)
数値地図を読み込んで、簡単につなげる
ArcGISはillustrator等とは違い、対象とするファイルに座標が割り当てられていると、すごく簡単に配置することが可能です。
当然、たくさんの数値地図を繋げる作業もあっさりとできます。
- 以下のページから変換ソフトをダウンロードする。
http://www.esrij.com/support/arcgis_desktop/downloads/DM_Raster.html - 数値地図のCD-ROMをパソコンに入れる。
- 『地図画像.mxd』を起動して、旗みたいなアイコンをクリック
- 変換プログラムが起動するので、変換する。
- 完成
ただし、上記手順で作った地図(ラスタ)は、余白があるため、そのままでは格好わるいです。しかし、ArcGISでは、線の色を変えるのと同様に、ラスタの色を自由に変えることが出来ますので、その機能を使います。
以下のサンプルを参考に色を変えると、余白を消したり、川の色を変えたり、文字を消したり、やりたい放題です。
【 数値地図画像25000で使っている色の構成 】
- 0 : 余白とか白いところ(不要なのでnullにする)
- 1 : 道路
- 2 : 川や湖の水面の色
- 4 : 分かりません(たまたま見た地形図では、この色を使っていなかったため)
- 8-10 : 水際線
- 32-56 : 道路や家屋等の縁取り
- 64-112 : 文字の周りのふちどり
- 129-240 : 文字の色
数値地図50mメッシュ標高から、計算用メッシュを作る
- まず、数値地図50mメッシュ標高を読み込む。
- メッシュ標高が欲しい地点のpointデータをexcelとかで作る。
- pointデータを3D Analystをつかって、3Dフィーチャに変換する。
- 出来上がった3Dフィーチャのテーブルを開き、新しいフィールドを追加
- 高度な計算で、
dim pGeometry as ipoint
set pGeometry = [shape]
—-
pGeometry.z
とする。
良く分かりませんが、pointデータ以外を用いるときは、「ipoint」をそのシェイプファイルの形式に合わせて変えれば良さそう。