ArcGIS9.0でエラーが出てインストールできない場合の対処法
windowsXP_SP2がインストールされているパソコンに、ArcGIS9.0をインストールしようとすると、以下のエラーメッセージが出てインストールが止まってしまう場合があります。
Error 1904: failed to register c:\Program Files\ArcGIS\Bin\3dsymbolsui.dll
or
Error 1904: failed to register c:\Program Files\ArcGIS\Bin\xmlsupportui.dll
ESRIのサポートページに書いてあるのですが、サポート料金を払っていないと見えないため、サポート切れの人は情報を知ることができません。
- Cドライブに、boot.iniというファイルがあるのでメモ帳などで開く。
- [operating systems]という行の下に
“Microsoft Windows XP Professional” /fastdetect /NoExecute=OptIn
等と書いてあるのを確認。 - [/NoExecute=OptIn] の部分を[/NoExecute=AlwaysOff]に変更して保存する。
- パソコンを再起動すれば、インストール可能な状態になります。
○十万円するソフトなのですから、致命的なエラーに対する対処方法くらい、サポートに入っていなくても知ることができて然るべきだと思うのですが・・・。
複数のポリゴンを1つにするには?
同じシェイプファイル内であれば、エディタツールバーの中にあるマージを使います。
複数のシェイプファイルから1つのポリゴンを作成するには、ArcToolbox(赤いアイコン)にあるマージを使います。
ArcToolbox > データ管理ツール > 一般 > マージ
ただ、マージしただけだと元々のファイルの境界線が残ってしまいます。すこしでもスッキリさせたい場合には、さらにArcToolboxにあるディゾルブを使うとよいでしょう。
ArcToolbox > データ管理ツール > ジェネラライズ > ディゾルブ
ディゾルブコマンドでは、複数のシェイプを何も考えずに1つのポリゴンにしてしまう事も可能ですし、もし元々のポリゴンに属性を持たせているのであれば、その属性値をもとにくっつけることもできます。例えば同じ市町村名ごとに結合させるとか、地目ごとに合成させる等が可能です。
複数のデータフレーム(レイヤ)を連動表示させる
ArcGISには、レイアウトビューに配置した複数のレイヤの表示範囲を連動させるコマンドが標準では用意されていません。
データを比較検討する場合は、複数のレイヤ表示が同期した方が便利だと思いますので、なぜ用意されていないのか不思議なのですが…。
そのような用途に使用されている方は、以下のファイルを使ってみると良いでしょう。
Synchronise (link) data frame extents in ArcMap
http://arcscripts.esri.com/details.asp?dbid=14238
このmxdファイルにはシンクロ用コマンドが追加されていますので、このファイルをレイアウトを組むと、リアルタイムに画面連動させることが出来るようになります。
なお、連動するのは2つのレイヤの画面表示だけです。
多数のレイヤを配置した複雑なレイアウトの場合、2つ以上のレイヤをリアルタイムに同期させることは出来ませんが、「あるレイヤの表示範囲を他のレイヤにも適用する」ということがワンクリックで可能になります。
フィールド値を丸めてラベル表示する
ArcGISでは、フィールドに収められた値をラベルとして表示する場合、小数点以下の桁数がどんなに多くてもその生の値を表示しようとするため、ラベルが見づらくなる場合があります。
以下の例で示した文法はexcelと同じですので、おなじみの方も多いかと思いますが、対象フィールド値の小数第3位を四捨五入して少数第2位まで表示します。
レイヤプロパティ>ラベル>文字列欄の条件式ボタンをクリック
条件式を記入する欄に
round([対象フィールド],2)
のように記載する。
上記例の[2]を変更すれば、自分好みの桁数で丸めることができます。
なお、この程度の処理であればアドバンストモードに切り替える必要はありません。
ドーナツポリゴン(穴の開いたポリゴン)の作り方
ArcGISでは、一般的に以下のa,bどちらかの手順でドーナツポリゴンを作成できます。
a.フィーチャを新規作成する場合
まず、外側のポリゴンを作成したら「パート編集終了」をクリック
次に内側の境界線を作図したら「スケッチ終了」をクリック
b.すでにあるポリゴンを使う場合
内側のポリゴンを選択し、エディタツールバーよりクリップを選択し、バッファ距離=0、「重なる領域を削除」を指定すると内側が消える
ただ上記手順では、1回に付き穴を1つしか開けることが出来ないため、穴を開けたい箇所が多数ある場合、上記手順では面倒です。
以下の手順を踏めば、穴の開きまくった虫食い状態のポリゴンでも一気に作成することが出来ます。
- 内縁線と外縁線を書いてあるポリゴンshpファイルを用意する。
- そのファイル1つだけを使ってインターセクト
- 出来上がったファイルをコピーし、外縁線よりも大きなポリゴンを作図する(適当な形でOK)。
- 1番と3番のファイルを使ってインターセクト
- 4番のファイルから2番のファイルと「正確に一致する」ポリゴンを削除