ArcGISでアスタリスクを使ってデータを検索する

ArcGISで属性検索やフィルタリングをおこなう際に、windowsやエクセル等で検索するように*(*,アスタリスク)を使って任意の文字列を指定することは出来ません。

この場合、例えば、以下のように指定します。

KUBUNフィールドの○○公園を探す。
“KUBUN” LIKE ‘%公園’


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ラスタデータを複雑な形で抽出する方法

ArcGISでラスタを配置した場合、特に処理を行わなければ、元々のラスタの形のまま(四角形のまま)配置されますが、後から必要な範囲だけをくり抜くことが出来ます。

この作業には、ArcGISとSpatialAnalystというエクステンションを使用します。

○必要なデータ
ベースとなるラスタ(数値地図・航空写真・衛星写真・DEMなど)と抽出したい形のポリゴンシェープファイル(どんなに複雑な形状でもOK)を用意する。
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ドーナツポリゴン(穴の開いたポリゴン)の作り方

ArcGISでは、一般的に以下のa,bどちらかの手順でドーナツポリゴンを作成できます。

a.フィーチャを新規作成する場合
 まず、外側のポリゴンを作成したら「パート編集終了」をクリック
 次に内側の境界線を作図したら「スケッチ終了」をクリック

b.すでにあるポリゴンを使う場合
 内側のポリゴンを選択し、エディタツールバーよりクリップを選択し、バッファ距離=0、「重なる領域を削除」を指定すると内側が消える
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標高データから、河川および流域界を抽出する

ArcGISおよびSpatialAnalystを使って、レーザープロファイラのデータや数値地図50mメッシュ標高などから、河川(というか水が流れそうな所)や流域界を自動的に抽出することができます。

作業手順は『図解ArcGIS Part2 ~GIS実践に向けてのステップアップ~』に載っているので、必要な場合はそちらを参考にしてください。
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CADファイルのXYZ座標を取得するプログラム

このような特殊な物を必要としている人はほとんどいないと思いますが、必要に迫られてAuutoCADで書いた線の座標を片っ端から抽出プログラムを作りました。 

  1. このプログラム(autocad-xyz.exe)と同じフォルダに、AuroCADのログファイルをacad.txtという名前で保存する。
  2. プログラムを実行すると、同じフォルダにoutput.txtというファイルが作成されます。

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条件を指定して点を抽出

ArgGISでは、様々な条件を指定してデータを抽出することが可能です。

例えば、距離というフィールドに起点からの距離が入っているとして、属性検索を以下のようにする。

mod (“距離”,500) = 0

距離を500で割った余りが0の物を選択するといった意味で、500mごとの点が抽出されます。

属性検索は、単純な値を抽出するだけではなく特殊な検索もできますので、式さえ組めればデータの抽出・整理が非常に楽になります。
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AutoCADで作った横断図等の座標一覧表をつくる

AutoCADの持っているカスタマイズ機能を駆使して、LISPやVBAなどによるマクロを作ってもよいのですが、AutoCADのLT版でできる、手軽で手っ取り早い方法を紹介します。 
手順を書くと長いですが、操作自体はクリックしまくるだけなので簡単です。

■AutoCADでの操作

1.各断面をポリラインにして、繋げる

2.要に応じて、DLを分かりやすい高さに移動させる
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接しているメッシュの属性値を取得する

『接続対象となるメッシュ』に接するメッシュを作成する手順

  1. 『接続対象となるメッシュ』のバッファーを作成
    50mメッシュだとすれば50mの角丸バッファを作る
  2. 空間検索で、作成したバッファに含まれるメッシュを選択対象に追加する
    (「重なる」ではなく「含まれる」にするのは、角が接しているだけのメッシュを排除するため)
  3. 空間検索で、『接続対象となるメッシュ』と重なるメッシュを選択対象から除外する

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