ArcGISやAutoCADの使い方

ArcGISというGISソフトウェア(ESRI社製)の初心者向け解説サイトです。なるべく専門用語を使わずに、単純明快な操作方法の説明を心がけています。ArcMap(ArcView)の使い方に関連して各種データの入手や加工方法、AutoCAD,Excel,illustrator,GPS,GoogleEarthなどの話題もチラホラあります。
ArcGISやAutoCADの使い方 » Archive of '6月, 2007'

たまにはデフラグ

ハードディスクの容量が大きくなったため、昔に比べて効果が小さくなったような気がしますが、たまにはデフラグしましょう。

Windowsに最初から入っているデフラグは、効果がいまいちであるため、フリーウェア(jkdefrag)を使ってデフラグしましょう。

  1. http://www.kessels.com/JkDefrag/index.html を開く
  2. Download~と書いてあるところをクリックして、zipファイルを落とす。
  3. 解凍して、適当な場所に移動(どこでもいいです)
  4. jkdefrag.exeを実行

パソコンを購入してから1度もデフラグしてないような場合、パソコンが遅いとか、動作がおかしいとか、諸症状が改善される可能性が高いです。

jkdefragでも充分なデフラグ効果が得られますが、所詮フリーソフトですので、資金に余裕のある方はPerfectDisk を購入されると良いかと思います。

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ラインやポリラインを滑らかな形に補正する。

※元のshapeファイルを上書きしてしまうため、スムージング用にファイルをコピーしてから実行してください。

エディタツールバーから、その他の編集ツール>高度な編集とすすみ、出てきたボタン群のうち右から3番目をポチッとクリック。

これだけ。

スムージング処理方法はスプライン補正っぽいので、ラインの構成点が少ないと、思った以上にグニャグニャに補正されてしまいます。用途に応じて使ってください。
—–

上記手順のようにボタンをクリックする方が簡単ですが、フィールド演算(高度な設定)を使って、同様の処理を行うことも可能です。
○上の式入力欄
 Dim pPolycurve As IPolycurve
 Set pPolycurve = [Shape]
 pPolycurve.Generalize 1
○下の答え入力欄
 pPolycurve

pPolycurve.Generalize 1は、値を適切に変更して、スムージングの処理をコントロールしてください。

数字を変えると、スプライン処理後の形が変わります。

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ラスタ変換の方法は目的にあわせて変える

水位や標高データ等を、扱いやすいようにラスタ変換する場合、IDW、スプライン、グリギングと大きく分けて3つの手法があります。

目的に応じて使い分けるようですが、元々の値の内数になるのはIDW、スプライン及びグリギングは元々の値を越えたセル値を設定してしまいます。計算上出てきた値よりも大きくなっては困る場合は、滑らかな形に補正するIDWが良さそうです。

IDWは距離が近いほど、その値を重視した補正(乗算)を行いますので、より点の値を重視したラスタを作りたい場合は2とか3とかにします。たぶん滑らかな方が良い場合は、乗数1が良いのかなと思います。

IDWでラスタを作れないほどデータ数が多い場合は、Spatial Analystツールから内挿>Natural Neighbor であれば作成することが出来るようです。

細かいことを知りたい場合は、マニュアル(ユーザーズガイドp.395)を見てください。

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ArcGIS9.2は、ジオメトリ演算が便利

例えば、従来であればpointの座標を求めようとした場合、フィールド演算で以下のような式を入力する必要がありました。

■ポイントのX座標
Dim dblX As Double
Dim pPoint As IPoint
Set pPoint = [Shape]
dblX = pPoint.X

→ dblX

ジオメトリ演算という機能が付いたので、上記の面倒な式を入力しなくても一発で面積や座標などをフィールドに入力することが出来るようになりました。
※機能が増えたというよりも、今まであった隠し機能が簡単に使えるようになった、という感じです。

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標高データから、河川および流域界を抽出する

ArcGISおよびSpatialAnalystを使って、レーザープロファイラのデータや数値地図50mメッシュ標高などから、河川(というか水が流れそうな所)や流域界を自動的に抽出することができます。

作業手順は『図解ArcGIS Part2 ~GIS実践に向けてのステップアップ~』に載っているので、必要な場合はそちらを参考にしてください。

簡単な手順

  1. 標高値をラスタ(標高グリッド)化にする
    名前は何でもいいですが、ここではdemとします。
  2. データをスムージングする。
    何も補正していない生データ(dem)を使うと、小さな凸凹に影響を受けて集水域が上手く作成できない場合があるため、解析のためのスムースなデータに変換します。微妙な凸凹を除去するには、Fillコマンドを使います。
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 水文解析 > Fill
    入力サーフェスラスタ dem
    出力サーフェスラスタ fill_dem
  3. グリット毎に水が流れる方向を計算します。
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 水文解析 > FlowDirection
    入力サーフェスラスタ fill_dem
    出力流向ラスタ fd
    ラスタには、流れの方向(北64、北東128、東1、南東2、南4、南西8、西16、北西32)という値が格納されます。
  4. 累積流量を計算する。
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 水文解析 > FlowAccumulation
    入力流向ラスタ fd
    出力累積流量ラスタ fa
    出力データタイプは、Integerにしておきましょう。
    入力加重ラスタに値を入れない場合には、単純に流れる方向に累積していったセルの個数が値として反映されます。川は、流域から水が集まって形成されますので、ある程度値が入っているセルのみ表示させれば、澪筋がどこなるか分かります(この作業を次項Conで行う)。
  5. 河川グリッドの作成
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 条件 > Con
    入力条件付きラスタ fa
    条件式がTRUEのときの入力ラスタ、または定数値 1
    出力ラスタ con
    条件式 Value >=100 とか
    流域を抽出したい河川の規模にあった条件式で抽出します。大河川で集水メッシュ数が多いのに、条件式につかう値を小さくすると、流域が細切れすぎて使いにくいです。
  6. 支流毎にグループ分け
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 水文解析 > Stream Line
    入力河川ラスタ con
    入力流向ラスタ fd
    出力ラスタ sl
  7. 集水域の作成
    ArcToolbox > Spatial Analyst Tools > 水文解析 > Watershed
    入力流向ラスタ fd
    流出点データの入力ラスタ、またはフィーチャ sl
    出力ラスタ ws
    シンボルを個別値で塗り直せば、流域抽出完了です。
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