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ArcMapで作った地図の縦横比が合っていない気がするときは

GISでは、いろいろな投影法を使って地図を表現できるため、同じデータであっても投影法によって、地形の見え方が変わってしまいます。

小学校などで習ったメルカトル図法や正距方位図法などを思い出すと、地球を表現するためにいろいろな手法があり、手法によって大陸の見え方が異なる事が分かりやすいかと思います。
GISにおいても、投影法が適切でないと「縦横比があっていない」「なんで歪んでいるんだ?」と感じる地形図になってしまいますので、地図の縮尺にあった座標系データを指定しましょう。

たとえば、縮尺が「1000分の1」や「1万分の1」など場合は、平面直角座標系。
「20万分の1」などの場合は、UTM座標系。
全世界を相手にするときはWGSなど、好みで決めるとよいかと思います。

平面直角座標系やUTM座標系の割り付けは、地図センターの画像http://www.jmc.or.jp/faq/map/h_utm.html がわかりやすいです。

数値地図画像をモノクロにする

配置したデータを際立たせるために、背景となる画像をモノクロ化したい場合があると思います。

オルソフォトなどの写真データであれば、着色をグレーの不連続カラーに変換すれば良いだけです。

数値地図の場合には、同じように不連続カラーに変えてしまうと、文字が塗りつぶされて読めなかったりしますので、以下のような方法で白黒化するといいと思います。

  1. レイヤプロパティを開き、シンボルタブから分類を選択
  2. 分類をクリック
     データの除外に0を記入(地図の白地の部分なので着色する必要がない)
     閾値を4,63,127,255とする。
  3. レイヤプロパティに戻り、以下のように着色する
     1から4 → 薄いグレー(河川や道路などの塗りつぶし)
     4から63 → 濃いグレー(河川や道路の境界線や家屋塗りつぶし)
     63から127 → 色なし(文字のふちどり)
     127から255 → 黒色(文字)

ここで、陰影起伏効果を使用にチェックをつけると、建築物の塗りつぶしを立体的に見せることができますので、こだわりのある方はお試しください。
*標高と関連付けているわけではないので、あくまで立体っぽく見えるだけです。

上記着色区分は、数値地図25000(地図画像)・数値地図50000(地図画像)のどちらでも使えます。

ラスタのリサンプリングについての説明

基本的に、ラスタ地形図として配置するだけの時には、気にしなくて良いです。

ラスタ演算をする場合のみ、考慮してください。何も気にせずラスタを使っていると『最近隣内挿法』になりますが、これだと問題アルよ、という内容です。

最近隣内挿法
ラスタのセルの値を、最も近いポイントのデータと同じにする方法。
ある範囲は5、ある範囲は1など、はっきりとデータの境界が区分されるべきデータで使用する。

共一次内挿法
ラスタのセルの値を、近くの4点の値を元に加重平均で求める方法。
例えば、水位や濃度など、ホントは滑らかなデータなんだけど、代表点でしか値を求められない場合に、この方法でリサンプリングします。
ただし、滑らかに補完するため、元々のジャストポイントのデータをラスタから復元することは出来ません。また、ボヤッとしたデータになります。

三次たたみ込み内挿法
共一次内挿法より詳細な方法で、近接する16個の値から平均値を出します。精度は高いですが、処理に時間がかかります。

ただし、何でもかんでも『三次たたみ込み内挿法』を使えば良いという訳ではありません。

最近隣内挿法では濃淡にむらがある出力結果が得られ、共一次内挿法ではスムースな結果が得られます。また、三次たたみ込み内挿法では、鮮明な結果が得られます。

メッシュのラベルを間隔を開けて表示する

印刷時の縮小割合が大きい場合、全てのメッシュにラベルをつけるとゴチャゴチャして大変見づらくなってしまいます。

そういった場合、以下の式を使ってラベルを表示させると、間引きされていい感じになります。

以下の式を応用すれば、任意の位置にあるラベルだけを表示させることが可能となります。

Function FindLabel ( [Column] , [Row], [Avg_z] )
    check=round (([Column] * [Row] )/2,0) -([Column] * [Row] )/2
 if check<>0 then
    FindLabel = round([Avg_z] ,1)
 end if
End Function

Docuworksで複数ページを1/2に縮小してまとめる。

業界によってはPDFよりもポピュラーになりつつあるdocuworksは、非常に強力な文書取りまとめソフト?ですが、ただ単に取りまとめるだけではなく、各種加工を行うことができます。

例えばページ数が多いデータを、上下2段組にしたい場合の手順。

  • Docuworks Desk(よく見ているdocuworksの画面)で、対象とするファイルを右クリック
  • プラグイン>標準プラグイン>ページの割り付け を選択
  • 上下2段にするときは、2アップを選択
  • 4コマ割にしたいときは4アップを選択

もし標準プラグインに「ページの割り付け」が無い場合は、

  • プラグイン>標準プラグイン
  • 「追加できる項目」から追加する。

他にもいろいろありますので、機会がありましたら紹介いたします。

表示画面を回転させる

ArcGISでは、画面の見た目を自由に回転させることが可能なのですが、一つのマップファイルに様々な測地系のシェイプファイルが混在している場合、画面を回転させてもラスタが一緒に回転してくれません。

 ですので、一時的に画面に表示させているレイヤー全てを、一時的に画像の測地系にあわせることが必要です。

<手順>
表示 → データフレームプロパティ → 座標系 → レイヤー → 合わせたい画像の選択 → 座標の選択 → OK → 注意書きが出てくるが無視する

ただし、一時的に測地系を変更するものなので印刷時や視点を変えたいときに使用してください。
 

印刷時の発色が強すぎるので透過っぽくする

AutoCADは、イラストレーター等とは異なり色の自由度が低いため、Solidハッチングで着色していくと、どうしてもメリハリの利きすぎた図面になってしまいます。

そこで、下記手順で、無理やり見た目を透過した半透明っぽい色にしてみます。

1.線やモノクロラスタの背後に着色したい場合は、solidでハッチングして、最背面に移動(draworder)する。 

2.AutoCAD LT で透過色にする設定はありませんので、ペン設定の画面で濃淡度を50%とか20%とかにする。

最も簡単な方法としては、ハッチングの種類をdotとかにすると、それだけで半透明っぽく見えます。
ただし、ハッチングにdotとかを使うと、印刷時にエラーが出やすくなる&PDFにするとファイルが巨大になる等のため、あまりオススメしません。

AutoCADで作成した図面を画像に変換する

AutoCADには、図面をラスタとして保存する機能があるのですが、オプションが不十分なため、満足できるようなjpeg等の画像を作成できません。

そこで作図した図面(ベクター)を綺麗な画像に変換するには、以下の方法があります。

  1. Postscript対応プリンタのドライバで普通に印刷
    (そのようなプリンタが無い場合は、適当なメーカーからドライバだけをダウンロードして、プリンタをインストールすればよいです)
  2. 出来たファイルの拡張子をepsにする
  3. Photoshop等でそのファイルを開いて、tiffとして保存

上記のようにすれば、ペン設定が反映された見やすいtiff画像が出来ます。