ArcMapで作った地図の縦横比が合っていない気がするときは

GISでは、いろいろな投影法を使って地図を表現できるため、同じデータであっても投影法によって、地形の見え方が変わってしまいます。

小学校などで習ったメルカトル図法や正距方位図法などを思い出すと、地球を表現するためにいろいろな手法があり、手法によって大陸の見え方が異なる事が分かりやすいかと思います。
GISにおいても、投影法が適切でないと「縦横比があっていない」「なんで歪んでいるんだ?」と感じる地形図になってしまいますので、地図の縮尺にあった座標系データを指定しましょう。
» 続きを読む ...

数値地図画像をモノクロにする

配置したデータを際立たせるために、背景となる画像をモノクロ化したい場合があると思います。

オルソフォトなどの写真データであれば、着色をグレーの不連続カラーに変換すれば良いだけです。

数値地図の場合には、同じように不連続カラーに変えてしまうと、文字が塗りつぶされて読めなかったりしますので、以下のような方法で白黒化するといいと思います。
» 続きを読む ...

ラスタのリサンプリングについての説明

基本的に、ラスタ地形図として配置するだけの時には、気にしなくて良いです。

ラスタ演算をする場合のみ、考慮してください。何も気にせずラスタを使っていると『最近隣内挿法』になりますが、これだと問題アルよ、という内容です。

最近隣内挿法
ラスタのセルの値を、最も近いポイントのデータと同じにする方法。
ある範囲は5、ある範囲は1など、はっきりとデータの境界が区分されるべきデータで使用する。
» 続きを読む ...

メッシュのラベルを間隔を開けて表示する

印刷時の縮小割合が大きい場合、全てのメッシュにラベルをつけるとゴチャゴチャして大変見づらくなってしまいます。

そういった場合、以下の式を使ってラベルを表示させると、間引きされていい感じになります。

以下の式を応用すれば、任意の位置にあるラベルだけを表示させることが可能となります。

Function FindLabel ( [Column]
» 続きを読む ...

Docuworksで複数ページを1/2に縮小してまとめる。

業界によってはPDFよりもポピュラーになりつつあるdocuworksは、非常に強力な文書取りまとめソフト?ですが、ただ単に取りまとめるだけではなく、各種加工を行うことができます。

例えばページ数が多いデータを、上下2段組にしたい場合の手順。

  • Docuworks Desk(よく見ているdocuworksの画面)で、対象とするファイルを右クリック

» 続きを読む ...

表示画面を回転させる

ArcGISでは、画面の見た目を自由に回転させることが可能なのですが、一つのマップファイルに様々な測地系のシェイプファイルが混在している場合、画面を回転させてもラスタが一緒に回転してくれません。

 ですので、一時的に画面に表示させているレイヤー全てを、一時的に画像の測地系にあわせることが必要です。

<手順>
表示 → データフレームプロパティ 
» 続きを読む ...

印刷時の発色が強すぎるので透過っぽくする

AutoCADは、イラストレーター等とは異なり色の自由度が低いため、Solidハッチングで着色していくと、どうしてもメリハリの利きすぎた図面になってしまいます。

そこで、下記手順で、無理やり見た目を透過した半透明っぽい色にしてみます。

1.線やモノクロラスタの背後に着色したい場合は、solidでハッチングして、最背面に移動(draworder)する。 
» 続きを読む ...

AutoCADで作成した図面を画像に変換する

AutoCADには、図面をラスタとして保存する機能があるのですが、オプションが不十分なため、満足できるようなjpeg等の画像を作成できません。

そこで作図した図面(ベクター)を綺麗な画像に変換するには、以下の方法があります。

  1. Postscript対応プリンタのドライバで普通に印刷
    (そのようなプリンタが無い場合は、適当なメーカーからドライバだけをダウンロードして、プリンタをインストールすればよいです)

» 続きを読む ...