CADデータをShpファイルに変換する

CADデータをArcMap上に表示させるだけであれば、普通に「データの追加」をするだけで表示可能なのですが、ArcMapではCADデータの編集機能がないため、編集するためにはShapeファイル等に変換する必要があります。

AutoCADのデータをArcGISのファイル形式に変換する方法はいくつかありますが、一例を示します。
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ArcGISの標準機能に物足りなくなったらSpatialAnalystを

ArcGIS単体では、ラスタを用いた解析がほとんど出来ないですし、使いこんでいくうちに色々と不満が出てくると思います。

そこで、代表的な2つの拡張機能について、ごくごく簡単な説明を掲載しておきます。

●3D Analyst
・TIN(三次元のポリゴンデータ)を作成できる。
・TINに航空写真などを貼り付けて、鳥瞰図を作成できる。
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スプラインをポリラインに変換する

AutoCADのデータは、ArcMapで「データの追加」から簡単に読み込むことができるのですが、ときどき、コンターなど認識してくれない線があったりします。

その原因の多くは「スプラインが使われている」事です。

ArcGISはスプラインをサポートしていませんので、元のCADデータにスプラインが使われている場合は、AutoCAD等で、そのファイルを「R12形式のdxf」に保存しなおせば、ArcMapでも表示可能になります。
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ArcMapで作った地図の縦横比が合っていない気がするときは

GISでは、いろいろな投影法を使って地図を表現できるため、同じデータであっても投影法によって、地形の見え方が変わってしまいます。

小学校などで習ったメルカトル図法や正距方位図法などを思い出すと、地球を表現するためにいろいろな手法があり、手法によって大陸の見え方が異なる事が分かりやすいかと思います。
GISにおいても、投影法が適切でないと「縦横比があっていない」「なんで歪んでいるんだ?」と感じる地形図になってしまいますので、地図の縮尺にあった座標系データを指定しましょう。
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ArcGISで基盤地図情報の数値標高モデルを使う

基盤地図情報にて、全国の地盤高データを整理した数値標高モデルが公開されています。
http://fgd.gsi.go.jp/download/

10mメッシュ標高は1/25,000地形図の等高線データ等を基に作成したもので全国津々浦々が整備されています。
5mメッシュ標高は航空レーザ測量や写真測量によって作成したもので、都市部など一部が整備されています。
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ArcGISで標準地域メッシュを使う

ArcGISで地域メッシュを使う場合、ESRIホームページに公開されている『標準地域メッシュ・ポリゴン作成ユーティリティ』でメッシュを作成するのが手っ取り早いので、ダウンロードしましょう。
ただし、サポートに入っていないと上記ユーティリティのダウンロードができません。

1次~3次メッシュのダウンロード(有料サポートに入っていない方向け)
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数値地図画像をモノクロにする

配置したデータを際立たせるために、背景となる画像をモノクロ化したい場合があると思います。

オルソフォトなどの写真データであれば、着色をグレーの不連続カラーに変換すれば良いだけです。

数値地図の場合には、同じように不連続カラーに変えてしまうと、文字が塗りつぶされて読めなかったりしますので、以下のような方法で白黒化するといいと思います。
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